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2010-08-21 (Sat)
長い道のり。
深夜からずっと歩いてきた。

富士山の頂上に立ち、
彼のいる方へ向かって、
いろんな思いを馳せた。

タイトルはスネオヘアーの「てっぺん?河合荘MIX?」
(アルバム「スネスタイル」収録の7曲目)
から引用しました。

登るのに時間をかけ、
降りるのはあっという間だった。

ラブレターの想いは
彼に届いたかな?





   8月21日。(土曜日)晴れ

深夜12時半、起床。

うほー
結局下のバカ男子どもが五月蝿くて
眠った気がしないし。

荷物をまとめて
トイレで若干ケータイ充電してから
山小屋を出発。

自分だけ懐中電灯持ってきてなかったけど、
周りの皆が持ってたおかげで、
全然怖くなかった。


足場が悪い道のりを
少しずつ登る。

頭上の星空は、
遮るものもなくて、
本当に美しかった。

ご来光のために、
他の登山客のライトが
前にも後ろにも連なっていて
幻想的な光景だと感じた。

そうだ、ここへはお参りに来たのでもあるんだ。

彼は今眠っているかしら。
彼はどんな夢を見ているかしら。

彼が悪夢に悩まされていませんように。
彼の疲れが癒されますように。

休憩で
酸素ボンベを吸って
飴をなめ、
頭上を降り注ぐ流れ星に
彼の未来を願った。

そして登山再開。

足場が悪く、
しかも他の登山客が前へ進むのを待つ。

九合目に到達。

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もうちょっと、もうちょっとだから!

靴がどんなに悲惨な状況でも、
また、
自分が一人になってしまったとしても、
彼の夢のためには
私は独りで戦うんだろう。

そう、

私は彼のためなら、
家族や友より、最優先で行動するようになったんだと感じた。

のぼり詰めで、
遂に鳥居と狛犬が見えてきた。
そばにいた山ガールとやらが「シーサーだ!」って言ってたけど、
狛犬ですから!!

ついに吉田口の山頂に到着。

DSCN1332_convert_20100902204042.jpg


ここで我に帰って、
明石の君の姿が見えないことに
不安を感じた。

どこ?! どこ?!

待つこと暫くして、
添乗員さんと一緒に登る彼女を見つけた。

彼女が着くなり、
抱き合って山頂到着を喜んだ。

山小屋でお弁当と、温かい味噌汁をいただき、
疲れと寒さでかじかんでる身体に
潤いと安らぎを注入した。

すっかり疲れきっている明石の君にも
味噌汁を飲ませ
身体を心から温めた。

お鉢巡りをしなければ
手紙を投函できない、
と聞き、
明石の君は体力的に無理そうだが、
自分は最高峰からご来光を見て、
そして願いたい、
ラブレターを出したい、
という希望が強くて、
彼女と別れてお鉢めぐりに参加した。

寒々とした中、
4時ごろに山頂の山小屋を出発。

静岡の港の明かりと思しき
ふもとの光がまた美しかった。

お鉢めぐりの道のりも細く、険しく、
が強くて眼がとても開けていられないほど
砂埃が酷かったが、
前へ進むしかない。

真暗な空が、
少しずつ明るんできて、
富士宮口の山頂のポストに到着。

山頂からの手紙の受付は昨日まで、
という噂を聞いて心配だったが
どうやら明日まで大丈夫らしい。

よかったお。

私の知りうる中で最愛の彼と、その彼のご家族へ、
また、私の両親と姉と伯父へ、
それぞれ苦しい思いを抱えている友へ
私からの祈りと愛を
小さなポストの中へ残した。

そして剣が峰へ。

最期の馬の背は
足場も悪く、急で、
シルクロードの山の峰に到達する手前の
足がなかなか進まない状況を思い出した。

わあああああああ。

夜が明ける前、
無事に3776m地点に到達した。

DSCN1334_convert_20100902210658.jpg


あまりにも登山客が多くて、
なんだかお花見の場所取りみたいだな、と思いつつ、
出来る限り、ちゃんと太陽が見える位置を探して
静かに待った。

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ご来光1

お決まりの万歳三唱。

そして一心不乱に彼の出世と成功と、
彼の家族と自分の家族の幸せと
A先輩、A子嬢、Hanaちゃんの幸せと、
最後に、皆の笑顔が見れますように、とお祈りした。

やるべきことはやった。

無事、私が下山できたら、
彼に会いに行こう。

彼と会えたら、私はもう、思い残すことはないよ。

が吹く中、
展望台に上がって、
雲の海に映る、富士山の陰をみた。

DSCN1342_convert_20100902211812.jpg

おおお。

来てよかった。
来れてよかった。

感動で、泣いて、
そしてコンタクトが痛いことになった。

富士山の神様は、
山頂ですばらしい景色を私に見せてくれたけど、
甘く見てると、痛い目にも遭うことをきっちり教えてくれた。

靴底がまた剥がれてきて、
他の登山客がガイドさんに言ってくれ、
テーピング用のテープでぐるぐる巻きにした。

他の登山客が、
紫のリボンを結んでくれた。

助けられてばっかりです。

剣が峰を降りる。

キレイだったなあ。

DSCN1347_convert_20100902211905.jpg


金明水の井戸を眺め、
家族と友人にさっき撮ったメールを送り、
コロプラで位置登録し、
また浅間神社に戻った。

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金剛杖に最後の焼印を貰い、
お守り買って、最後の集合に行こうとしたところ、
リボンがなくなっていることに気がついた。

えええ。

探して歩くが、見つからない。

あまり待たせるのもアレなので、
諦めて下山した。

下山コースは砂ばかりで
岩も少なく、
非常に降りやすかった。

ガイドさんが
「ここから先は、それぞれ体力がある人から
どんどん降りていってください」
というので、
間違えて須道口に行かないように、
単独で降りていった。

下山道は下山道で、
昨日昇るときがガスってて景色が見えなかった分、
素晴しき眺め。

DSCN1353_convert_20100902212114.jpg
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先に降りているであろう
明石の君を探して、
私の猛スピード下山が始まった。

杖には頼らず、
スノボ感覚で
靴だけで降りていたので、
すっかり靴底がはがれきっていた。

いない。

どこ?

どんどん休まず降りて、
7合目、6合目と、あっという間だった。

全然下山の印象が無く、
5合目に近付くに連れ、
本気で暑くなりそうだったから、
早く降りて正解だったなあ
と思ってた。

6時20分に山頂を出て、
9時10分には5合目に到着。

スタート地点に戻ってきた!!

でも明石の君がいない!!

スタート地点にいた添乗員さんに聞くと、
添乗員さんもさっき到着したばかりだそう。

5時半に下山開始したガイドと
ほぼ同タイムで着いた私って
元気ねえ。

彼女が来る前に、
五合目のお土産屋さんで
クロックスを購入して
今まではいてたトレッキングシューズは
お疲れ様とゴミ袋行きにした。

素足が気持ちいい?

お土産屋さんを廻り、
ぶらぶらして
10時半頃、ようやく明石の君が5合目に到着した。

ああ、
よかったお・・・

二人で一緒にお土産屋さんへ行き、
会社の人や家族へのお土産を買い、
出発まで待合室で居眠りしながら待った。

バスが遅れてて
待たされて13時に5合目を出発。

外がすっかり暑かったから
バスの中で一安心だ。

河口湖や山中湖をバスで回って、
うとうとして
温泉に到着。

ゆったりと温泉で身体中の汗を流し、
ケイタイの充電をし、
サッパリした後で
ほとんどおやつの時間に昼食をとった。

冷たいお蕎麦とかきあげだって。

水が美味しかった。

畳のお部屋で
ゆったりして、
夕方に山梨を出発した。

なんだかこれまでのことが
非常に遠く感じた。

そして、お約束の
彼に無事降りてこれたから、会いに行きたいメールを送った。

バスの中ではすっかり熟睡して
19時頃、新宿に到着した。

お疲れ様。

大荷物抱えて
電車に乗った。

座れてヨカタ・・・

帰宅すると、
軽くシャワーを又浴びて、
水をガバのみして、
母に電話して、
伯父にも電話して、
さっさと眠った。

もう、ツカレタナ。
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